普段書く自転車記事とは全く関係ありませんが、先日入国審査タイムトライアル(入国TT)をやってみたのでここに記録として残しておきます。
入国審査場所は撮影禁止エリアだったので写真が全く撮れず。少々わかりづらいかもしれません。
また状況は刻一刻と変わっていっているでしょう。4月初旬現在、羽田空港の状況としてご参照ください。
事前情報
・日本国籍保有
・羽田空港へ早朝到着便(朝5時)
・ファストトラック申請済み
ファストトラックはこちら参照
https://www.hco.mhlw.go.jp/fasttrack/
・事前アプリは全てダウンロード済み
アプリはこちら
ゲート到着後にまず待つ
早朝に羽田空港に到着。ゲートに到着するもシートベルトサインは消えず、添乗員から待機の指示。
国際線乗り継ぎの方は入国審査が不要なので優先的に降ろされる。
国内線乗り継ぎ組&到着組はここでまず待機。40分ほど座席で待った。映画観ながらのんびりと待機。
飛行機を降りると長蛇の列
ようやく国内組の上陸許可が降りたのでいそいそと飛行機を出るも、いきなり長蛇の列。
ファストトラックを申請している人もしてない人もまず一旦同じ列に並ばされる。ファストとは….???
並んでいる途中で係員がやってきてファストトラックのQRコードを確認される。
こんなやつ
これを持っていないと、列から一旦外されて申請操作。
登録済みの人はこのまま列を進む。
目の前の方がスマホ充電切れてしまったようで、その方も列を外されていた….。可哀想に…。
パスポートとQRコードと紙をひたすら見せ続ける
最初の受付でパスポートとQRコードを見せると健康カードなる申請書を渡され、何やらいろんなメモを記入されて返される。
その後も同様な手続きを3回ほど繰り返す。おそらく担当窓口で確認している内容が若干異なる様子。とにかく申請書とQRコードとを見せまくる。
確認が終わると唾液検査
3回の確認が終わると到着後の検査が始まる。唾液サンプル用のチューブと番号が渡され、投票所のような個人ブースで唾液サンプルを入れる。ここで唾液を集めるのにも苦戦する人が多数いた。
私はというと、次唾液検査が来るとわかった段階で口腔内に唾液を貯め始めていた。チューブをもらってから速攻で入れて一発OK。「上手ですね」と係の方に褒められた。
入国TTにあたってここが最も時間を短縮できるであろう局面である。心して唾液を貯めよう。
アプリダウンロード確認
唾液検査が終わると、スマホに指定のアプリ(My SOSとCOCOA)がダウンロードされているか確認される。
私は全て事前にダウンロードしていたので1分もかからず終了。していない人はここで引き止められてダウンロード&初期設定をする。
唾液検査の結果待ち
全てクリアすると広い待機場に通され、先程の唾液検査の結果を待つ。
スクリーンに番号が表示されるので、自分の番号が出たら窓口へ並ぶ。
私は40分ほどで結果が出た。
係の人に尋ねてみると、早い人で20分、遅い方で2時間かかったケースもあるとのこと。ここは最早運頼み。
結果が出ればあとはいつも通り
番号が表示され、窓口で結果を聞く。陰性だったのでそのまま通される。
それ以降はいつも通りの検疫、入国審査、荷物受け取り、税関と進む。
ここまでで飛行機がゲートについてからピッタリ160分。ほぼ3時間弱かかりました。
国内線は待ってくれない
国内線乗り継ぎがあったとしても、一旦全ての人は入国審査を通過してから乗り継ぐことになるので、この3時間弱の工程がかかる。
目の前で何人もの方が国内線乗り継ぎを逃していた。
もし乗り継ぎを計画されている方がいれば、国内乗り継ぎは4時間以上空けていないと絶望的であろう。
もしくは、国外で乗り継いで、国内で乗り継がないで済むようなルートを検討した方が良いと思う。
昼間はもっとかかるし成田はより混雑
幸運なことに、私は超早朝到着だったので他に到着便がおらず、比較的人も少なかった。これが昼間の忙しい時間帯であればもっとかかったであろう。
また成田は国外からの到着便も多いので人が多くより時間がかかるとも聞いた。
同時期に成田から入国した友人たちに聞いてみると4-6時間待機している人たちがほとんど。
入国TT攻略まとめ
私の経験を踏まえて、入国TTを攻略する方法は以下の通り。
・ファストトラックは必須
・アプリダウンロードは事前に
・唾液はチューブをもらった段階で貯め始める
・スマホの電池は絶やすな
・早朝到着便を狙う
・国内線乗り継ぎならば4時間以上空けるプランもしくは乗り継がないルートを考える
一方、今回滞在したアメリカでは入国審査30分くらいで終わりました…。非常に対象的。
航空券代に加えて出国と入国前に必要なPCR検査(2-3万円/1回)も自費。今までのように気軽に国外旅行ができるのはまだまだ先でしょうか。
ちなみにこの旅で一番大変だったのは、「日本政府が指定するフォーマットで陰性証明書を書いてくれる現地の病院を探すこと」でした。
現地大使館や現地の病院や検査機関に何度も電話して、丸一日使ってなんとか入手。一番骨が折れました….。
この記事が入国する方のお役に立てることを願って。