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伊能プロ14 ツンデレ能登半島

自転車で地図を描く「伊能忠敬プロジェクト」

4月から通常業務に加え、バイシクルクラブの監修、アメリカ渡航などが重なり、まとまった自転車時間が取れない期間が続きました。

自転車にしばらく乗らないと体調が悪くなる私。自転車に乗ることでしか得られない栄養素、ビタミンR欠乏症の疑いが。このままではまずい。

少しお休みが取れそうな予感がしたので、真っ先に自転車旅行の予定を立てました。

今回はずっと行きたかった能登半島編。

過去ライド記録はこちら
伊能プロ① 豊橋-名古屋
伊能プロ② 三島-浜松(執筆中)
伊能プロ③ 三浦半島(執筆中)
伊能プロ④ 水戸-銚子
伊能プロ⑤ 新潟-鶴岡
伊能プロ⑥ 豊橋-浜松
伊能プロ⑦ 伊豆半島
伊能プロ⑧ 能代-鯵ヶ沢
伊能プロ⑨ 津軽半島
伊能プロ⑩ 富山-新潟
伊能プロ11  金沢-敦賀(執筆中)
伊能プロ12  名古屋-松阪
伊能プロ13  下関-広島

 

今回のルートは金沢まで輪行し、海外線をぐるっとめぐって富山まで抜ける400kmのコース。平坦基調ですが時々小さな峠がちらほら。

新幹線に乗るのも久しぶり。新幹線はいつだってウキウキする。

金沢駅に着いたらすぐに組み立てて出発。

 

海岸線にでるとサイクリングロードが出現。

高速道路と共有です。

今回の旅のひとつの目的、千里浜なぎさドライブウェイに到着。
ここはなんと日本で唯一の車で走れる”道路”なのです。
私も早速パシャリ。
ちなみにロードバイクでの乗り心地は最悪でした。

グラベルもしくはビーチクルーザであれば楽しいのでしょう。

道を散策していると、おや、何か落ちているぞ…??

 

野生のまるごとブロッコリーが落ちてました。

おそらくマッチョが食べ忘れたのでしょう。

 

しばらくは海沿いのサイクリングロードを走行。

海沿いの道は綺麗な一方、砂で路面が滑りやすいのが難点。

この日も一滑り。

淡々と北上。強い向かい風の中淡々とペダルをまわす。

工事用のゲートがウルトラマン。

海沿い恒例のレベルが高いバス停

強風で足が削られるなか何とか峠をクリア。

この日はあいにくの曇り空で夕焼けは拝めず。

たった140km程度のライドですが強風で体力が持っていかれた….。

無事輪島に到着。今回泊まったのは古民家を改修したゲストハウス

こちら、なんと二輪用の倉庫が完備。

さらに空気入れなどメンテグッズもそろってました。ありがたや。

そしてさらにこの日は地元の花火大会だった様子。

少々楽しんだのち、温泉とラーメンで締めて早めに就寝。

翌日は輪島の街並みを散策。

輪島といえば朝市場が有名なのですが、朝市といっても開店がそんなに早くないのです…。開店を待っていると遅くなってしまうのでそのまま出発。

美しい棚田に目を奪われつつ、能登半島の先端を目指します。

先端には可愛らしい白い灯台が。

公園の整備をしていたおじさまと談笑。

自転車で来ましたって言ったら二度聞きされました。

先端を折り返すと途端に追い風。漕がなくても進むぜ。

工事のあれはタヌキになりました。

ランチは古い駅舎を改装したレストラン。こういうリノベレストラン増えたよね。

道中にこんな駅

脚漕ぎトロッコで廃線を楽しめるらしい。

追い風のおかげで、前日よりも長い170kmにも関わらず楽々ゴール。

温泉旅館で温泉を堪能。

洗剤がレトロで可愛い。

 

さて、ここで問題が。翌日の予報が大雨。

残りはたったの70km。もし輪行するとしても、場所が場所だけに6時間以上かかる見込み。

 

悩みに悩みつつ、風向きが追い風だったので強行突破することに。

開始1時間は大雨でしたが、その後雨は止み、強風の追い風を受けながら南下。

この橋の下が歩行者用道路でした。

さくっと70kmを済ませ、富山駅にゴール。

流石にびしょ濡れだったので駅近くのネカフェでシャワーを浴びて輪行しました。

不思議なもので、走って疲れれば疲れるほど、気持ちが軽くなっていく。

また仕事への活力がわいてきました。

自転車に乗って疲れて寝る、そんな日が私の人生には欠かせない。

あらためて自転車大好きだなあと再確認したライドでした。

 

ルート難易度        ★★★★☆

走りやすさ         ★★★★☆

補給ポイント        ★★★★☆

アクセスの良さ(都内から) ★★★☆☆

風を味方につける度     ★★★★★

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